さりげなく上品な繰り返しの話

『パラビ』でドラマ『アンナチュラル』と『カルテット』の好きな回を狂ったようにリピートしています。

Paravi(パラビ) - ドラマやバラエティなどが楽しめる動画配信サービス

4月末までは無料だから、ひとまずこれらを鬼のように見て、継続するかどうかは考え中。ただでさえHuluとAmazonプライムの恩恵にあやかれていないので…あと月々のパケット契約量を減らしたばかりなので…

好きなものを何十回、何百回と見たい性質なので、アンナチュラルはまず最終回を3回ほど見た後、1話から見返していたんですけど、1話の台詞やシーンと最終回の台詞・シーンがことごとくリンクしているんですね。

初見では
・主人公が朝から更衣室で丼ものをかきこむ
掲示ボードに名前を入れる
ここだけ気づいたんですけど、何度も見て下記にも気づいた。
・「7KのKって?」
・「法医学は未来のための仕事」

もっとありそうだけど、とりあえずここもか〜!と気づいたのはこれたち。
分析好きな人なら初見でわかったのかな?さりげなくこういうのがあるって楽しいですよねえ。
声高に語るでなく、何気ない台詞(事実7Kも法医学は〜も1話にとってはあまり重要な台詞っぽくない流され方をしている)を、再び最終話で、再びさりげなく繰り返している。
うーん、楽しいドラマだなあ。

前も書きましたが、アンナチュラルは主人公の父が不自然なほど出てこない(でも終盤"普段はメールの返事が遅いのに、主人公が質問をしたその時だけ返事が以上に早い"というくだりがあったりする)ので、さあさあ。早く父親を絡めて続編を作ってくださってもいいんですよ。ほらほら。
でも続編ができたとして、頑なにその父親が出てこないっていうのはありですね。
古畑任三郎が2をそのままやり、3で大きく変えたみたいに、2は今の感じで進めちゃって…時々また週刊ジャーナルも絡めてあげたりして…そんでまた超ヒットさせて3で満を持して父親出てくるとか。どうですか。どうですかTBS様。ドリマックス様。頼む~~~~~~~~

『カルテット』はただあの4人の芝居にキャッキャして見てるだけなんですけど、改めてみると登場人物4人の可愛さ(というか愛おしさ?)がすごい。リアルタイムで見てた頃より今のほうが愛が深い気がする。みんな今もどこかで上手くない演奏をせっせとできているといい。

『アンナチュラル』と『カルテット』の共通項として、俳優の大倉孝二さんが出ているのだけど、私がカルテットで一番好きなシーンは大倉さんが「さぁ。誰なんでしょう?」の瞬間に主題歌がかかる、あのシーンなんです。あそこだけ20回以上見た。それを職場で言ったら軽くひかれた。でも最高じゃないですか?あそこ。
今回の『アンナチュラル』も、最終回のサバンナのくだりがめちゃくちゃ良かった。
大倉さんのファンになってしまいそうだ。