映画『クソ野郎と美しき世界』を見た

映画館に行くという習慣がないので、気づくと1年映画館に行かないことはよくある。

ということで、『クソ野郎と美しき世界』を見てきました。水曜日〜レディースデーだ!と券売機に行ったら、うちではレディースデーとかないんです、だって、、、イオンシネマ、よくないぞ。
とはいえ映画館まで来たわけですから、プロパー料金払って見ました。
映画の内容に触れたりするのも野暮なので、箇条書きにしておきます。

・一通りの出来事の中で、一番その前後の(私の中での)印象が変わった人が稲垣吾郎さんなんですけど、ガウン似合い過ぎでした
・カメラ目線で語りかけるとか、普通なら嫌悪感を覚えてもまあ。。という感じですが、稲垣吾郎ならOKかな、みたいな
園子温の世界の中でもあそこまで優雅なのすごいな〜
・しかも、おそらく、ブログを見る感じだと、これ阪本順治組と並行して撮ってますよね?
・吾郎ちゃん、、、恐ろしい子

・私はSMAPの中で、敢えて言うなら香取慎吾さんが一番好きだったんですけど、役者・香取慎吾のパブリックイメージがあんまりしっくりきてなかった
・でも、これ見てやっぱりこの人お芝居もできるんじゃん!と思った
香取慎吾と言う人もまた、香取慎吾でしかないんだろうな〜
・あの夜の壁の投影シーン、実際はなかったんだろうか、、、そうなると一人で芝居したことになるけど、やっぱすごい

・草彅さん。もうなんか、こういう役が板につきすぎて、でもこの人伊右衛門で緑のボーダーでギター弾いてるんですよ?
任侠ヘルパー好きだったなー!
・せやかて工藤!お前かー!
健太郎さん、やっぱいいよね
・新井さんの謎の飄々さに笑ってしまった
尾野真千子さん、最後のキャッチボールシーンの美しさよ〜
・撮影:滝本幹也にびびる

香取慎吾さんの何が好きって歌声なんですよね。ダイナマイトの♪昼はどんな顔で〜のくだりとかめっちゃ好き
サイプレス上野〜!!!!ウヒョー!!!!!!!!
・大門がオシャになっとる。がんば!
・パラレルだと思ったらそうじゃないっぽかった。パラレルなのかもしれないけど。どっちでもいいけど。
尾野真千子さんの歌声よかった
・自分の前の列に割と年配のおばさま方が座っていたのですが、勝手にちょっと心配してしまった。自分はちょっと色々チャカチャカやグラグラがしんどかった。

・クレジットの名前の豪華さよ。。。おそろC
・見た映画は必ずパンフレットを買うのですが、今回ちょっと頼むの恥ずかしかった。。。すいません。

記事ごとに公開範囲を選択できないのは如何かなという話

色んな人と会って、色んな話をして、自分のためにたった一瞬でも感情を動かしてもらって、自分はなんて素敵で面白く最高な人たちに恵まれているのだと実感する。これ以上の幸せって果たしてどこにあるかしらとか。こんな方々を悲しませたり呆れさせたり、所謂「がっかり」させたくない、と強く思う。

残念ながらというか、どうしようもないというか、とにかく私はもう(多少の変化はあるとしても)おそらくある程度は私のままでしかいられないので、その中で、その愛情や気持ちに背かないように必死で生きていくしかない。それはその人たちに向けてでもあり、自分のためでもある。

何が言いたいかわからないけど、とにかく、言い表せないほどの感謝と、尊敬と、好きな気持ちがいっぱいある。それだけは確かです。がんばろ。

激動だけど幸せを実感した話

激動です。

色々あって転職活動をしたりなんかして、心身ともに激動。スーツをン年ぶりに買ったり職務経歴書の書き方を知らず勉強したりしています。春めいてきたな〜とか、おやっあれは桜かしら?なんていう余裕があんまりない。たしかに暖かくなってきましたけどね。

今までの自分だったら怒りのあまり変な感じになってもおかしくない状況なんだけど、今回は不思議とそういう感情があんまり湧いてこない。そりゃ悔しいとか悲しいとか、ゼロではないですよ。でも、それよりも前向きな気持ちが勝っている。これから何がしたいだろうとか、どういう風に生きていこうとか。

そういう意味でも、今回のことは人生で必要だったと思うし、何より、自分にとって一番幸せだったのは、周りの人たちに恵まれているんだなと改めて実感したことです。沢山の人が共に驚き、時には私の代わりに怒ったり悲しんだりしてくださり、私はその状態にただ「ありがたいなあ」と思う。

悲しみや怒りを浄化するのは愛とか優しさとか労わりとか、そういう感情を分けてもらうことなのかなあと思ったりします。

犬もなんだかいつも以上にくっついてきてくれて、優しかったりしてね。

不安も当然いっぱいありますが、それ以上に、実はこれからが楽しみだったりします。

落ち込むこともあるけれど、私も元気です。

 

ドラマが終わることについての話

忙しくしていると一週間ってあっという間ですね。

今期一番楽しみにしているドラマと言えば、『アンナチュラル』です。
毎週見た後は早く来週になってほしいし、当日よりも前日にソワソワしてしまう。ああ、明日〇〇の放送じゃんウワー先週からどうなっちゃうんだ!?みたいな。
しかもアンナチュラルは先週から一気に話がさらに加速したので、おいおい、これ最終回なのか!?という不安と期待の混ざったドキドキがすごいです。

アンナチュラルにしても、ほかの毎週楽しみにしていたドラマにしても、終わってほしくないなという気持ちがすごいですよね。
ただ、終わるからこそいいんじゃないかという気持ちも確かにある。アメリカのドラマみたいに、どんどんシーズン〇を作ってほしいのと同じくらい、ここで終わって超しびれるぜ!という確信がある。そもそも日本ではダラダラ続いたってあんまりロクなものにならない(予定調和がヨシな作品を除いて)。最近はこれ、バラエティですらその傾向にありますからね…

ただ、きらきらひかるみたいに、時々スペシャルで復活してくれるのは最高なので、是非やっていただきたい。

あと今期ひそかに『ホリデイラブ』にもハマっていました。飛ばし飛ばしだけど(それでも全然ついていける新設設計)、最終回どうなるんだろ~!井筒里奈、許せる範囲で不幸な目に遭ってくじけてほしい~!

夢は何ですか?と聞かれた話

先日、面接を受ける機会がありまして、そこで表題の経験をしたんですよ。

その面接というのは、まあ基本的には学生や20代前半のフリーターなんかの、これから頑張るぞ的な世代に向けた想定なんだろうなと思ったんですが、まあそこに30過ぎの、いい年した自分がのこのこ受けに行ったわけですね。
で、マニュアルっぽいものに沿ったっぽい面接を受け(一応、たぶん和やかに進んだと思っています)、学生時代はどんな人でしたかとか、長所短所は何ですかとか、ああ面接ってこんな感じなのか。こんな感じだったっけ?こんな感じか~。と思いながら、無難に返答したんですけど、その最後に聞かれたんですよね。

『夢は何ですか?』

お~…。
夢かぁ…。

ぶっちゃけ、夢とかもういいやと思ってその面接に至ったみたいなところがあるので、まじかよって思いました。実際、16秒くらいはフリーズしました。夢。ないわ。

まあ、働かず暮らしていきたいとか、8億欲しいなとか、高橋一生がデートしている隣の席に偶然座りたいとか、そういう夢はありますけど、それってふさわしい答えじゃないじゃないですか。さすがの私もそれはわかる。
なので、夢…夢ですか…ゆ…夢…?みたいになったんですけど。

いや私が20歳の学生だったら全然いいと思いますよ。夢。超ある。めっちゃ語れると思う。
でもね~。なんかもう夢とかじゃないんですよね~。生活。毎日の暮らしがもう全然起きてなきゃ死んじゃうんですよね。前向いて歩いててもコケるし。ハー、私も大人になっちゃったかナ…なんて思いながら、「…温かい家庭を築きたいです…」って答えてきました。めっちゃ大人。