ドラマが終わることについての話

忙しくしていると一週間ってあっという間ですね。

今期一番楽しみにしているドラマと言えば、『アンナチュラル』です。
毎週見た後は早く来週になってほしいし、当日よりも前日にソワソワしてしまう。ああ、明日〇〇の放送じゃんウワー先週からどうなっちゃうんだ!?みたいな。
しかもアンナチュラルは先週から一気に話がさらに加速したので、おいおい、これ最終回なのか!?という不安と期待の混ざったドキドキがすごいです。

アンナチュラルにしても、ほかの毎週楽しみにしていたドラマにしても、終わってほしくないなという気持ちがすごいですよね。
ただ、終わるからこそいいんじゃないかという気持ちも確かにある。アメリカのドラマみたいに、どんどんシーズン〇を作ってほしいのと同じくらい、ここで終わって超しびれるぜ!という確信がある。そもそも日本ではダラダラ続いたってあんまりロクなものにならない(予定調和がヨシな作品を除いて)。最近はこれ、バラエティですらその傾向にありますからね…

ただ、きらきらひかるみたいに、時々スペシャルで復活してくれるのは最高なので、是非やっていただきたい。

あと今期ひそかに『ホリデイラブ』にもハマっていました。飛ばし飛ばしだけど(それでも全然ついていける新設設計)、最終回どうなるんだろ~!井筒里奈、許せる範囲で不幸な目に遭ってくじけてほしい~!

夢は何ですか?と聞かれた話

先日、面接を受ける機会がありまして、そこで表題の経験をしたんですよ。

その面接というのは、まあ基本的には学生や20代前半のフリーターなんかの、これから頑張るぞ的な世代に向けた想定なんだろうなと思ったんですが、まあそこに30過ぎの、いい年した自分がのこのこ受けに行ったわけですね。
で、マニュアルっぽいものに沿ったっぽい面接を受け(一応、たぶん和やかに進んだと思っています)、学生時代はどんな人でしたかとか、長所短所は何ですかとか、ああ面接ってこんな感じなのか。こんな感じだったっけ?こんな感じか~。と思いながら、無難に返答したんですけど、その最後に聞かれたんですよね。

『夢は何ですか?』

お~…。
夢かぁ…。

ぶっちゃけ、夢とかもういいやと思ってその面接に至ったみたいなところがあるので、まじかよって思いました。実際、16秒くらいはフリーズしました。夢。ないわ。

まあ、働かず暮らしていきたいとか、8億欲しいなとか、高橋一生がデートしている隣の席に偶然座りたいとか、そういう夢はありますけど、それってふさわしい答えじゃないじゃないですか。さすがの私もそれはわかる。
なので、夢…夢ですか…ゆ…夢…?みたいになったんですけど。

いや私が20歳の学生だったら全然いいと思いますよ。夢。超ある。めっちゃ語れると思う。
でもね~。なんかもう夢とかじゃないんですよね~。生活。毎日の暮らしがもう全然起きてなきゃ死んじゃうんですよね。前向いて歩いててもコケるし。ハー、私も大人になっちゃったかナ…なんて思いながら、「…温かい家庭を築きたいです…」って答えてきました。めっちゃ大人。

映画の続編の話

(今更すぎる話です)

キングスマン2が無事公開されて最高だった今、イコライザー2を本当に心待ちにしている私ですが、そんな時にすごいニュースを見つけてしまいました…

www.cinematoday.jp

eiga.com


うお~!なんてこった!

さかなクンさんじゃなくても、こりゃギョギョギョ!すぎませんか?
前作の雰囲気が好きすぎて、映画館で何度も見たし、それこそ一番この作品でアツイと思うのはこの速報映像*1

www.youtube.com

 

監督が変わるのもしんどいけど(でもフィンチャーはお金もかかるし色々大変そうだしまあ仕方ないという気はする)、メインが2人とも変わっちゃうのかよ~!それはもう続編というより、別の作品では…

好きだっただけに反動がすごい。

まだ何も見てないので、嫌だ!というには時期尚早なわけですが、でも恐る恐るにはなりますよねえ。だって監督も主役二人も違うんですよ。ドラえもんのび太がミツオと高畑さんになったらびっくりするでしょ。

益々イコライザー2を楽しみにするしかない日々なのでありました。

*1:この映像好きすぎて50回は見ました、本当です

スリー・ビルボードを見たという話

映画『スリー・ビルボード』を見ました。
ネタバレはしないつもりですが、前情報はシャットアウトした方が面白い作品だと思うので、興味のある方は映画館に行かれた方がベストです。 

 

人は多面性があるんですよ〜と言うのは簡単なんだけど、映画として成立させるにはどうする?という中で、その塩梅がいい感じで素敵だった。
裏側のみ切り取られているかのようなあの母親もある意味リアルだし(特に家の中で、それは家庭の中という意味で、ああいう偏向な人っているだろうな?と思える)、主人公の息子や看板屋の黒人の彼もすごく良かった。元旦那の現彼女がうっすら(観客にとってはとにかく底抜けにバカなんだけど)バカなのもよかった。でもバカだけど悪い子じゃない感じがまたニクい。
主人公の彼女が、彼女というか彼くらいの立ち居振る舞いで、ちょっとどういう風に心情に寄り添う努力をすればいいのか形容しがたい感じなのも面白い。
自分は基本的に怒りの導火線がとても短いので、特に中盤までは、まさに身につまされるような気持ちでドキドキだった。見てる最中ずっと反省していた。反省するだけじゃ意味ないんだけど。

やっぱり、一番ハッとしたのは、広告屋の彼の行動ではないだろうか?
キングスマン2 を見てカントリーロードが涙なしに聴けなくなるのと同じように、オレンジジュースもまた、これからはニヘラニヘラ笑って飲めない。(実際はニヘラニヘラ笑って飲むほうがおそらくオレンジジュース的には本望だと思うけど)

全体的に、(キリスト教の教えの基礎もわかっていないのだけど)これは多分そういう教えがベースにあるんだろうな…という風に感じた。
“赦し”の話だなと。
先週のアンナチュラルで中堂氏が言ったように、生きている私たちは、許されるように生きるしかないのかもしれない。
それは、死んでしまった人であれ、神であれ、自分であれ。もがき苦しみ憎みながらも、その炎に自分が焼かれないために、どうすべきか。
その答えこそ道々考えればいいことなのかもね、という、苦味と爽やかさが後味となって奇跡のバランスで残る、なんとも形容のしがたい作品でした。 

もっとも、単純な自分としては、真犯人が見つかって、すごくすごい感じでやっつけてほしくもある。でも彼らが苦しむのは見たくない。だから私が代わりにイコライザーのロバート・マッコールさんに今すぐ依頼を送りたい。ボストンから遠いかもしれないけど、、、

新しい車が届いたという話

車を買い替えました。

読んで字の如く、新車に!買い替えました。
ピカピカです。こりゃ傷つけられん。(新車じゃなきゃ傷ついていいかというと別の話ですが)

だがしかし、古い車とお別れする時、はからずもちょっぴりおセンチになってしまいました。そりゃそうですよねえ。あの車で色んなところに行ったなあ。あっちからこっちから。
なんせ18万キロ越えでしたので、色々ガタもありましたが、最後の乗り換えの時なんか、やっぱりシートが身体にフィットするのなんの。新しい車にウキウキしているくせに、うわあこいつとお別れなのかよとしんみり。配置とか色々、多分目隠しでも運転できる程度には馴染みすぎた車でしたから。

新しい車は、新車なのもあるのかもしれませんが、まあ借りもの感がすごいです。これもそのうち馴染む日が来るんでしょうね。

お祓いも済ませ、その際に「神の御霊が乗っておられるので」とまで言われましたし、大事に大事に乗ろうと思います。